# RAG削除を「要求送信」で完了扱いしない

CURRENT_STATUS: CURRENT
OBSERVATION: SPEC_ONLY
FRESHNESS: CURRENT
PAGE_TYPE: reference
CANONICAL_URL: /tools/ea-957-rag
CLAIM_IDS: none
EVIDENCE_IDS: EA-957-CURRENT-APPROVAL, EA-957-CURRENT-BODY-READBACK
UNKNOWN_IDS: none
OPS_IDS: none

## Summary
RAGや検索基盤の削除は、削除APIが成功応答を返したことだけで完了と判定してはいけません。少なくとも「削除要求を受理したこと」「管理面で対象ジョブや資源が消えたこと」「検索・取得面で対象データが再び返らないこと」を別の状態として記録し、必要に応じて派生物や外部保存先も個別に確認します。

## Current judgment
RAGや検索基盤の削除は、削除APIが成功応答を返したことだけで完了と判定してはいけません。少なくとも「削除要求を受理したこと」「管理面で対象ジョブや資源が消えたこと」「検索・取得面で対象データが再び返らないこと」を別の状態として記録し、必要に応じて派生物や外部保存先も個別に確認します。

## Scope
RAG削除を「要求送信」で完了扱いしない

## Confirmed

## UNKNOWN
- none listed on this page

## Evidence
- EA-957-CURRENT-APPROVAL (RESEARCH): 現行本文の監査・revision対応
- EA-957-CURRENT-BODY-READBACK (IMPL): 現行本文の収録照合

## Failure / limits
APIの200/成功応答は、顧客管理ストレージや全派生物の消去を意味しません。
## Failure / limits
control-planeでジョブが見えなくなっても、data-planeの検索不能・取得不能を自動的には証明しません。
## Failure / limits
一時URLや結果URIの失効は、物理消去やバックアップ消去の証拠ではありません。
## Failure / limits
provider内部バックアップの保持・物理消去時刻は、公開APIだけでは確認できない場合があります。
## Failure / limits
削除後の代表的な1クエリだけでは、全インデックス・全派生表現からの非検索化を証明できません。
## 要点と前提
RAGや検索基盤の削除は、削除APIが成功応答を返したことだけで完了と判定してはいけません。少なくとも「削除要求を受理したこと」「管理面で対象ジョブや資源が消えたこと」「検索・取得面で対象データが再び返らないこと」を別の状態として記録し、必要に応じて派生物や外部保存先も個別に確認します。

Amazon Transcribe系の削除APIでは、ジョブ削除と顧客管理S3オブジェクトの削除を同一視できません。生成結果を削除するAPIや権限記述が存在しても、それだけで顧客S3、派生字幕、分析結果、provider内部バックアップまで一括消去されたとは証明できません。URIが失効したことも、保存データの消去証明ではありません。

運用では、削除要求ID、対象資源ID、状態遷移、失敗理由、削除後のnegative read/query、派生物一覧、外部保存先、再試行・期限、監査ログを一つのerasure recordに束ねます。削除APIの成功と、データ面の非存在確認を別々に保存してください。非同期削除では、完了確認前に「消去済み」と表示しない設計が必要です。

## 失敗境界
- APIの200/成功応答は、顧客管理ストレージや全派生物の消去を意味しません。  
- control-planeでジョブが見えなくなっても、data-planeの検索不能・取得不能を自動的には証明しません。  
- 一時URLや結果URIの失効は、物理消去やバックアップ消去の証拠ではありません。  
- provider内部バックアップの保持・物理消去時刻は、公開APIだけでは確認できない場合があります。  
- 削除後の代表的な1クエリだけでは、全インデックス・全派生表現からの非検索化を証明できません。

## 実装上の最小証跡
削除対象ごとに、`request_id`、`resource_id`、要求時刻、provider応答、最終状態、negative read/queryの結果、確認時刻、派生物と保存先、未確認領域、再試行履歴を保持します。確認不能な領域はUNKNOWNとして残し、推測で「完全消去」にしません。

この運用はproof-of-erasureそのものを保証するものではなく、削除要求と削除確認を分離し、未確認領域を監査可能にするための実務的な証跡設計です。

NEXT: /agent/start.json
STOP: This is a knowledge projection, not an execution order.